2013.08.30修理
こ・これは・・・厄介だぞい(-_-;)
ちわっす♪
AGIOabsoluteRSK
今日は超厄介な補修を御紹介します。
現物を見たときは正直ダメと思いましたが・・・
『やりだせば何とかなるだろう!』
の楽観的&前向き思考で補修開始!
オーナー様にはダメ元でやらせてね♪って感じでした。
このデザインは修理が難しいぞ。
直せるかな~~??
↓特に厄介なのはコレ
リア側ホイール
ブツけた衝撃でスポークが押されてる。
テカ、ひっついてるし・・・(-_-;)
見た感じディスクに歪が発生していると思われます。
もう1本は、
運よくスポークをかわしてぶつけてるからディスクは大丈夫そうだ。
とにかく
分解してみることから始めます。
この状態じゃあディスクが抜けないので、
プレスでクリアランスを作ります。
うはっ
こんなに食い込んでたか!
いや~~な状態ですね~~
まだ抜けない。
もうちょっと広げて・・・
おりゃ~~
抜けた!
わちゃ~~
こりゃ~
リム修理は難しいな~~
頑張ればできそうだけど、
形だけ整えても
強度確保が無理だから・・・・やっぱり捨て!
交換します。
もう一本も・・
フロント側
抜けた。
ぐぬぬ・・・
こっちもヒットしてた(涙)
コレも捨て。
気になるディスクは・・・・
回転精度チェック
先ずはフロント側
お~~ラッキー♪
多少振れはありますが、
この程度なら問題なし。
この程度なら簡単に補修できる。
問題はリア側
あっちゃ~~
・・・残念。
コイツのせいで
3ミリ以上振れが発生。
しかし、
しっかりチェックしてみると・・
ディスクセンター部分は問題なさそう。
ってことは、
損傷はぶつけた箇所のスポークのみ??
コレはラッキーかも。
んじゃ、
歪んでる箇所を
一発ハンマーで・・
ちょっと待て!
スポークの付け根が割れるかな?
一か八か
オーナーさん割れたらごめんね~~(笑)
ゴン!!
とりあえず割れなんだ。
んで、
チェック
お~~~!
ニンマリ!
歪取れたど~~!
ラッキー!
極端な加熱もしてないから強度も問題ないでしょう!
時には大胆に力技!
ぶん殴った箇所は
お見せできませんが・・・・
仕上げは
旋盤でフランジ部分を削り精度を出します。
当然のことながら・・・
完璧な回転精度です!
スポークの欠損部分も
溶接をして
補修。
綺麗に整形して。。
しかし、おっかない形状だ。
・・・・失敗したら手がモゲそう(滝汗)
そして
注文していたOUTリム2枚もアメリカから到着。
ナンじゃこりゃ~~~wwww
色がへん。
磨きも掛かってない無垢状態。
初めて見たけど、
これ磨くの大変そう(-_-;)
んで、
一応チェック。
はあ~~??
マジで~~~???
入らんやん(-_-;)
引っかかっとるし・・・・
思いっきり
押しても全く入る気配がない。
アルコア製のリムだから間違ってはいないハズ。
じゃ、
削れってことか?
リムを削ってみたが・・・
入らんしい~~~
結構な勢いで削ったぞ!
これ以上削るとリムが薄くなっちゃうしな~~
もっと削ってもいいのかなあ?
もうちょっと削ってみた。
っが、
入らね~~!
これ以上削るのは気持ち悪いので。。。
結局、
こっちをカット!
なんとか
ハマった。
ハマったとこで
補修したディスクと購入したOUTリムの相性チェック。
これに、
リムをドッキングさせて
計測!
桶!!
完璧じゃ~~~
ナントかなっちゃいましたね♪
やったぜ~~!
さあ、
後は綺麗に磨いて
パウダーコートで完成だ!
どんなメニューにしようかな?