2013.09.30HRE
HER P40 リム傷修理全溶接(ブッシュド仕上げ)
ちわっす♪
HRE P40ブラッシュド
リム傷修理(全溶接)今回は傷も深くかなり厄介な修理で流石に手こず久々に気力&体力を消耗する仕事でありました(;´Д`)
通常ここまで酷いモノだと色塗りで修理を勧めるのですが。。
実際色を塗っちゃえば簡単な修理だし・・・
しかし、
オーナー様はオリジナル再生がご希望!
マジか??
ここまでひどい傷はブラッシュド再生した事ないぞ(-_-;)
できるかな?
やってみますが、失敗したらごめんなさい。
オーナー様:
いいですよ!
『カツヤさんの腕を信じる!』任せます!
おっけ~~っす!
失敗したら色塗りに変更ということで。
んじゃ、
HREオリジナル
ブラッシュドクリアー仕上げでの修理に挑戦してみます。
4本全てに傷あり。
表面のクリアー塗装もきずだらけです。
全体的な傷の詳細はクリアー塗装を全剥離し確認することにします。
塗装剥離完了
クリアーに結構傷はあったが、
思ったより全体的な損傷は浅かった。
良かった~~
しかし、
リム先端部は傷が深いため削り落とせれるレベルじゃない。
溶接が必要です。
しかし
ご覧のように溶接後の整形がとても厄介なデザイン
綺麗に溶接しないと整形できないぞ。
とても手で整形できる代物じゃない。
しかも、鍛造ホイールだし思い切った溶接ができない。
(高電圧で熱を加えると極端に強度が低下してしまう。)
だから、
低電圧で熱を加えないように最小限の肉盛りで溶接する必要があります。
さあ、
やってみましょう!
先ずは簡単なところから・・
感じをつかみ
慣れたところで・・・
リム全周溶接。
熱をかけないよう慎重に溶接していきます。
極力熱を加えないように
3~4センチ進んでは止め進んでは止めを繰り返し
気長にゆっくり
溶接ビートを一定に綺麗に溶接していきます。
4本すべて溶接。
5時間ほどかかりました。
首と背中がパンパンです。
綺麗に溶接もできたので、
綺麗に溶接できたので
整形もスムーズだった!
天面も再ブラッシュドし
パウダーコートクリアー塗装!
完成!
うんうん。満足♪
綺麗にできたね\(^o^)/
失敗しなくて良かった~~。
やれやれっすわ!
総帥、
ブラッシュドで再生できましたよ!
本日、ウルトラボックスさんに発送させていただきま~す!
ありがとうございました。