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2020.08.26クラック修理

クラック修理の流れ

修理前

クラック修理は修理屋の腕の見せどころです。
クラック修理は『ちょいちょい』と溶接してOKというわけではありません。
ある程度の経験と溶接テクニックが必要です。

 

溶接準備

アルミの表面に付着しているアルマイト&汚れを除去します。

 

クラック部分チェック(表側)

低電流を流しクラック部をチェックします。

 

クラック部分チェック(フランジ側)

表側に比べフランジ側は結構下のほうまで割れています。このように目で確認できるクラックの大きさより実際は広範囲に割れていることがほとんどです。

 

クラック部分カット画像

クラック部分をカットすることで、しっかりとした溶接と仕上がりになります。

 

溶接

接部の中にクラックが少しでも残っていると再クラックの危険があるので、弊社ではクラック痕は一切残しません。

 

溶接ビート削り

MACTOOLSのエアポリッシャーで丁寧に研磨、このフランジ部の研磨はとても重要で、いい加減な研磨ではエア漏れを起こしてしまいますので注意が必要です。凹凸を残さずフラットで綺麗な面にしていきます。最終的には真心込め手で削ります。

 

完成

表側は、今回鍛造リムなので溶接ビートは残しておきます。(鋳造の場合はこの面までフラットに削ります。)

 

最後に

弊社では溶接用ターンテーブルで溶接します。

 

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